公開: 約 5 分で読めます

Claude から会議の記録を読む・ToDo を動かす — TaskSymphony の Claude 接続(MCP)とルーティン

TaskSymphony の会議の書き起こし・要約・ToDo を、Claude のデスクトップアプリや Claude Code から読める「Claude 接続」の使い方です。会議を検索して要約を読む、ToDo を更新する、会議が終わったら ToDo を Claude Code のルーティンに申し送る、という 3 つの使い方を説明します。

この記事の要点

  • TaskSymphony は MCP(Model Context Protocol)のサーバーとして、Claude から会議の検索・要約・書き起こし・ToDo の読み書きができます。
  • claude.ai と Claude Code にはログインで接続します(読み取り)。ToDo の更新・追加は、書き込み権限つきの接続キーで行います。
  • 会議が終わったら ToDo を Claude Code のルーティンに申し送り、「下書きまで」「送信まで」のどこまで任せるかを選べます。

Claude 接続でできること

TaskSymphony は、Claude が外部のデータを読むための仕組み MCP(Model Context Protocol)に対応しています。接続すると、Claude に話しかけるだけで会議の記録を使えます。

Claude に頼めること使う道具(MCP ツール)
最近の会議を検索するsearch_meetings
会議の要約・ToDo を読むget_meeting
会議の書き起こしを読むget_transcript
ToDo の一覧を見る・更新する・追加するlist_tasks / update_task / create_task
申し送られた ToDo の結果を報告するreport_handoff

例えば「TaskSymphony の最近の会議を検索して、〇〇社との会議の ToDo をまとめて」と頼むと、Claude が会議を探して要約と ToDo を読み、返事に使います。

接続のしかた

  1. claude.ai にログインで接続する

    Claude のコネクタ画面の右上「+ 追加」から「カスタムコネクタを追加」を選び、名前に「TaskSymphony」、URL に「https://tasksymphony.ai/api/mcp」を入れます。「接続」から TaskSymphony にログインして、読み取りを許可します。TaskSymphony はコネクタ一覧の検索には出てきません。会社や組織の Claude(Team・Enterprise)では、組織の管理者がコネクタを追加します。

  2. Claude Code に接続する

    コネクタを追加したあと、Claude Code の /mcp からログインします。

  3. ToDo を更新・追加したいときは、接続キーを使う

    ログイン接続は読み取りだけです。ToDo の更新・追加(update_task / create_task)は、TaskSymphony の「連携」で接続キーを「詳細設定」から書き込み権限つきで発行し、Claude のデスクトップアプリや Claude Code に設定した場合に使えます。接続キーは秘密の値なので、共有チャットなどに貼らないでください。

連携設定の「Claudeに接続」。カスタムコネクタの追加手順と接続用の URL
TaskSymphony のダッシュボードの「連携」→「Claudeに接続」。手順と、コピーして使う URL が出ます。 画面はデモ用のアカウントとデータです。

接続後は「TaskSymphony の最近の会議を検索して」と話しかけて、動くことを確かめてください。

会議が終わったら、ToDo を Claude Code のルーティンに申し送る

Claude Code のルーティンは、決めておいた指示を Claude が実行する仕組みです。TaskSymphony は、会議の ToDo ができたときにルーティンを呼び出し、会議と ToDo の事実を渡します。

  1. Claude Code でルーティンを作り、TaskSymphony が用意した指示文を貼ります。使うコネクタ(Claude がメールや Slack を操作するための接続。Slack・Gmail など)を選び、トリガー(ルーティンを動かすきっかけ)に「API」を追加して保存します。
  2. ルーティンの URL と鍵を、TaskSymphony の「連携」に登録します。鍵は暗号化して保存し、あとから画面に表示しません。
  3. TaskSymphony の「連携」で「会議が終わったら ToDo を自動で申し送る」を「自動で申し送る」にします。既定は「しない」で、その場合は会議ページでその都度申し送ります。
  4. 申し送ったあとの進め方と、Claude にどこまで任せるか(実行範囲)を選びます(下の表)。
  5. どの会議で動かすかを、すべての会議か、選んだコレクションの会議かで選びます。
「ToDo を Claude に申し送る」の基本設定。自動で申し送るかと、申し送ったあとの進め方
「ToDo を Claude に申し送る」の基本設定。上の段で「自動で申し送る」を選ぶと、会議が終わったときに申し送ります。 画面はデモ用のアカウントとデータです。
設定内容
申し送ったあとの進め方「申し送るだけ(Claude で「やりますか」と聞く)」か、聞かずに進めるかを選びます。会議ページでその都度変えられます。
実行範囲: 下書きまでメールや Slack は下書きまでにして、送信は人が確かめてから行うよう Claude に指示します。
実行範囲: 送信までメールや Slack の送信、予定の作成まで行うよう Claude に指示します。宛先や内容に迷うものは下書きにとどめるよう指示します。

ルーティンは、利用者自身の Claude のサブスクリプションの利用枠で動きます。同じ ToDo を同じルーティンへ重ねて申し送ることはありません。

会議ページの「ToDo」タブ。担当・期限つきの ToDo と、Claude に申し送った結果
会議ページの「ToDo」タブ。Claude に申し送った ToDo には、Claude からの結果の報告が付きます。 画面はデモ用のアカウントとデータです。

安全のために決めていること

  • 送り先は Anthropic のルーティンの URL に固定しています。任意の URL へは送りません。
  • ルーティンに渡すのは会議と ToDo の事実だけです。何をするかは、ルーティンの指示文で決めます。
  • 接続キーとルーティンの鍵は、画面に再表示しません。
  • ルーティンは確認なしでコネクタを操作します。「下書きまで」「送信まで」は Claude への指示で、仕組みとして送信を止めるものではありません。

データの扱い

Claude が読むのは、接続した利用者が閲覧できる会議の記録だけです。TaskSymphony 側では、音声を保存せず、テキストだけを東京リージョンに保存します。詳しくはセキュリティとデータの取り扱いをご覧ください。

よくある質問

ブラウザ版の claude.ai からも接続できますか?

できます。Claude の「カスタマイズ → コネクタ」に TaskSymphony を追加し、「接続」からログインします。接続キーの発行や設定ファイルは要りません。

Claude が勝手にメールを送ることはありますか?

実行範囲を「送信まで」にした場合、Claude は送信まで行うよう指示されます。「下書きまで」では、送信は人が確かめてから行うよう指示します。どちらも Claude への指示であり、仕組みとして送信を止めるものではないので、任せる範囲は慎重に選んでください。

追加料金はかかりますか?

TaskSymphony 側の Claude 接続は、Free を含む全プランで使えます。ルーティンは、利用者の Claude のサブスクリプションの利用枠で動きます。

Claude 以外の AI からも使えますか?

TaskSymphony の MCP サーバーは Claude 向けに案内しています。MCP に対応した他のクライアントからの接続は、動作を確かめていません。

参考にした公式情報

他社の製品の機能や条件は、各社の公式情報をもとに書いています。執筆後に変わることがあるため、最新の内容は各社の公式情報で確かめてください。

次の会議から、TaskSymphony で記録する

Free プランは ¥0 で、会議の書き起こし 月 5 件・議事録 月 2 件まで使えます。クレジットカードの登録は要りません。

この記事は TaskSymphony 編集部 が書いています。製品の仕様は執筆時点のもので、変わった場合は記事を直して更新日を書き換えます。記事の書き方は編集方針をご覧ください。誤りに気づいたときはお問い合わせからお知らせください。